太陽人間リリースしました
太陽人間というゲームアプリをリリースしました!
コミット履歴を見たら昨年7月3日からだったので、、、開発8ヶ月!
まじか。2〜3ヶ月で出すつもりだったのにw
ちょっと不具合出てるみたいですが、評価は概ね好評で胸を撫で下ろしています。
すでにプレイいただいている皆様、ありがとうございます!
ダウンロードリンクはこの記事の最下部にまとめてありますので 未プレイの方はぜひダウンロードお願いします!
さて、このアプリですが 、 開発はプログラマー(私 @naichilab )とデザイナー( りるをさん )の二人体制で作りました。
今日はプログラマー視点で開発を振り返ってみたいと思います。 会話までは全部覚えてないので使ったツールの紹介とかそういうのメインで。
ではさっそく。
開発期間
2016/07頭〜2017/02末 (8ヶ月間)
京ゆにで作ろうか〜って話をしたときは3ヶ月ぐらいで出そうって話をしていた覚えがあります。
ぜんっぜん無理でしたね。見積もりの3倍かかるのは本当w
当初はキャラ30種類!とか、アプリ内課金もする!とか、
りるをさんの中で風呂敷広げまくりで大変だった記憶が・・・w
京ゆに行くたびみんなにいつ出るの?って聞かれて
もうちょっと、もうちょっとって言い続けてた気がするw
役割分担
- 原案 りるを
- ゲームデザイン りるを、ないち
- キャラクターデザイン りるを
- 素材
- 背景 りるを
- キャラクター りるを
- UI りるを
- 音 りるを
- プログラム
- ゲームロジック全般 ないち
- アニメーション りるを、ないち
- ストア準備 りるを
- 開発環境準備 ないち
- 開発協力
- テキスト作成アシスタント いおさわさん
- キャラコラボ ぴのPさん
まぁ見た目に関するところはりるをさん、 プログラム系は自分、
どっちでも無いところは都度相談って感じでした。
お互いのスキル分野が全く被ってないのでその点は楽だった。
使ったツールとか
Git & GitHub
ソースコード管理に利用。ホスティングはGitHubのPrivateリポジトリ(有料)。
りるをさんも使った経験はあるが、あまり深くは知らないのでブランチは切らずに全部masterで運用した。
競合対策は専用フォルダ ( assets/riruwo/
)の用意!安易w
全部で822コミットだった。 だいたい自分700、りるをさん100ぐらい。
コミットの時間帯分布。深夜過ぎて笑えるw
SourceTree
GitのGUIツール。無料。
自分もりるをさんもこれを使用した。
使い慣れればまぁまぁ使いやすい。
Brabio
プロジェクト管理ツール。無料。
最初の一ヶ月ぐらい使ったけど、二人ならここまで大掛かりなものは不要だった。
すぐにTrelloに移行した。
Trello
タスク管理ツール。無料。
むちゃ手軽で使いやすい。Android/iOSアプリも使いやすい。
リリースまでの全タスクを書き出して担当者を割り当てて管理。
バグとか改善案とか見つけたらすぐに放り込んでた。
Slack
コミュニケーションツール。無料。
チャンネルは3つ
会話用チャンネル
普段の会話用。
Trelloカードへのコメント記入や、GitHubへのプッシュを自動通知するように設定してた。
CI用チャンネル
機械的な通知を集約。
Trelloカードの作成・編集・アーカイブ・コメント、GitHubへのプッシュ、
UnityCloudBuildの成功・失敗
夜中にGitHubへプッシュしておくと、朝にはCloudBuildから通知がきていて、
通勤時間にリンクからスマホにインストールして不具合をTrelloにメモ。とかそんな使い方をしていた。
エゴサ用チャンネル
IFTTT経由でTwitterの検索結果を通知。
全部見てますw
Unity Cloud Build
自動ビルドツール。無料。
GitHubにプッシュすると自動ビルドが開始されるように設定。
最終的に残ったビルド設定は3つ。
- Android Release
- スマホでダウンロードして直接試す用途
- GooglePlayConsoleのベータ版にアップロードする用途
- GooglePlayConsoleのリリース版にアップロードする用途
- iOS AdHoc
- テスト端末を登録した証明書で署名したもの。
- 実機での動作確認用に利用
- Slackへの通知->CloudBuildを開く->iPhone/iPadに直接インストールって使い方
- iOS AppStore
- iTunes Connectにアップロードする用
- ダウンロードしてApplication Loaderでアップロード
とにかくローカルでビルドしなくて済むようにした。
プッシュさえしておけば15分後にはダウンロードできるのでオススメ。
GitHubWiki
GitHubの一機能。
Trello&Slackで決めて決まったら記入的な使い方。
っていってもやっぱり面倒なので忘れがち。
GoogleDrive
共有フォルダ。無料。
当初は仕様書的なものも入れてもらってたけど、
結局Git上に Documents/
ってフォルダ作ってそっちに入れてもらうようになった。
最後まで使ってたのは Google SpreadSheet
。
これはセリフとか文章リソースの管理に使った。
IFTTT
なにかをトリガーになにかするサービス(なんていうのw)。無料。
Slackのとこにも書いたけど、Twitter検索してSlackに通知。って用途で使ってる。
Skype
一度だけ打ち合わせに使ったけどほぼ毎月京ゆにで合うしそんなに使わなかったなぁ。
京ゆに
コミュニケーションツール(?)。1500円/回。
人に見せるのはモチベーション維持に大事ですね・・・
よくエターナらずにリリースできたと思う。
人に見せる
デジゲー博に出したり、POP会で見せたり、妻や知人に遊んでもらったり。 人に遊んでもらって反応を見る・聞くのは大変有益でした。
わかりづらい点やアドバイスももらえるし、何よりモチベ(ry
協力いただいた皆さんありがとうございました。
まとめ
って感じでいろんなツール使ってみました。
人と協力して作るのは初めてだったので、いろいろ勉強になりました。
お互い趣味での開発だったので、モチベーションの維持が一番大変だったかなぁ。 そういう意味ではCloudBuild、Slack、Trelloの組み合わせはよかったと思う。 常に動くものを確認できる。次やることを細分化してメモできる。って点で。
あとはツールと関係無いけどUnityのアニメーション周りとかりるをさんに教えてもらって、
ある程度使えるようになったのはよかった。
しばらくは休憩するけどまた何か作りたいねぇ。
太陽人間のプログラマからは以上です!!!
ダウンロードリンク
よろしくお願いします!